
注射前後の検査値と症状の軽快
治療のためのテストステロン注射で、最初の診断時5.1pg/mL、1サイクルの注射終了時の値が8.0pg/mL、2サイクル注射開始時の時が8.0pg/mLと、少しだけ回復した。
ポストサイクル(注射の休み期間)入りで8.0pg/mL、約3か月後のポストサイクルの最後で8.0pg/mLと、値が下がらなかったのは、テストステロン量が底上げしたと言えると思う。
ただし、8.0pg/mLという数値は、まだ、確実にLOH症候群と診断される値だ。
治したかったパニック発作や息切れは解決しなかったが、男性機能回復と筋肉増量は好転した。
男性機能の方は、射精回数こそ回復しなかったが、朝勃ちと性欲は回復した。
テストステロン注射のアナボリック効果
筋肉増量の方は、ウォーキングだけをして筋トレはほぼしていなかったのに、筋肉が増えて脂肪が減っていた。
テストステロン注射期間 2017/6/15~9/27
| 身長166cm | 筋肉量(kg) | 体脂肪率(%) | 体脂肪量(kg) | 体重(kg) |
|---|---|---|---|---|
| 開始日朝 | 39.221 | 20.94 | 10.965 | 52.357 |
| 終了日翌朝 | 39.593 | 19.69 | 10.244 | 52.036 |
| 変化量 | +0.372 | -1.25 | -0.721 | -0.321 |
開始日朝・終了日翌朝の数値はすべて7日移動平均値を使用
アナボリックステロイド非使用の比較期間 2018/2/1~5/16
| 身長166cm | 筋肉量(kg) | 体脂肪率(%) | 体脂肪量(kg) | 体重(kg) |
|---|---|---|---|---|
| 開始日朝 | 39.150 | 20.09 | 10.387 | 51.714 |
| 終了日翌朝 | 39.014 | 20.79 | 10.806 | 51.986 |
| 変化量 | -0.136 | +0.70 | +0.419 | +0.272 |
開始日朝・終了日翌朝の数値はすべて7日移動平均値を使用
テストステロンは、脂肪を増やさずに筋肉を増やすということを、あらためて身をもって体験した。
外因テストステロンが必要不可欠な本質的な理由
上の表を見てわかるように、テストステロンの注射を打つ前も後も、40代男性の筋肉量の平均値とはかけ離れている(この時期、筋肉量はタニタ体組成計の計測で、ー(マイナス)3。因みに平均は0(ゼロ))。
特に、この筋肉量の少なさが、LOH症候群を発症した一番の理由だと思われる。
そして、筋肉量の少なさは、元々、思春期にテストステロンの分泌が少なかったことが原因だと考えられる。
思春期に筋肉を増やさなかった直接的な理由は、ほとんど運動しなかったことだが、その頃テストステロン分泌が普通と比較して少なかったからこそ、「とにかく動きたい」「漲る力を解放したい」などと思えなかったのだ、ということが、今回テストステロンの注射をしてみてよくわかった。
筋肉量の少なさも、LOH症候群の発症も、自分の努力不足などではなく、いわば体質の結果だ。
体質がテストステロン寡少なら、外因性テストステロンは必要不可欠なものと言っていい。